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2007年7月16日 (月)

シュレック3

せっかくの三連休を台風4号で台無しにされた腹いせか、映画館は親子連れで溢れかえってました。ポケモンだのアンパンマンだのハリーポッターだの西遊記だの、どの映画も座席残わずかという表示が出てましたが、シュレック3だけは余裕ありということで観ました。さすがにシリーズ三作目ともなると目新しさもなく、特に面白いという事もなくつまらないという事もない作品になってました。吹き替え版しか見た事がないからかもしれませんが、英語の堪能な人が観たらどうなんでしょうか。たまに字幕版の映画を観ていて全然面白くもないシーンで独り大笑いしている外人を見かけると、欧米か?、って感じですよね。

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憑神

ここ数年、年間一二本は浅田次郎原作の映画を観ている気がします。それだけ映像化しやすい、って事なんでしょうか?話は維新前夜、下級武士がお参りしたお稲荷さんが貧乏神、厄病神、死神を祀ってあったから大騒ぎって筋です。浅田次郎氏は幕末の動乱にに題材を取った作品も得意のようで、彼独自の幕末史観を展開しながらファンタジックな世界へと誘ってくれます。この「憑神」はそんな作風の中に落語的なテイストが散りばめられたもので、結構楽しめました。ただ女優さんにちょっと華のある人がいなくって、監督が降旗さんで高倉健さんと男っぽい映画を撮り続けた人だけに女を撮るのは苦手なんですかね。そういえば、妻夫木君のキャラってソフトな健さんみたいですよね。実直で堅物で優しくて融通の利かない感じ、これに任侠の風味が加わると健さんになるんですが、これらを全て身にまとった役者さんはそうはいません。やっぱり「健さんの前に健さん無し、健さんのあとに健さんなし」ですね。

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2007年7月 2日 (月)

ダイハード4.0

マクレーンお久しぶり、ということですっかり頭も禿げ上がり、いまだにCCRの曲に乗り乗りで、デジタル化の波に乗り遅れたおっさん刑事が大活躍、目を瞠るアクション、アクション、アクションの連続、面白かったです。今回はサイバーテロがテーマでアナログ人間対デジタル人間という対立軸がストーリーの背景になっていますが、過去の三作同様ホワイトカラー対ブルーカラー、指令部対現場、キャリア対ノンキャリア、様々な対立軸が入り組み、錯綜する中、マクレーンの超人的パワーが全てを飲み込んで事件を解決してしまう、という展開は健在。加えて今回は離婚後疎遠になった娘との親子の情みたいな部分もあって、思わず、がんばってぇ、とついつい応援したくなる、いい感じの話になってました。しかし、つい先日テレビで見た「ダイハード」のブルース・ウィルスが別人のようでした。あんなに髪の毛濃くて、若々しかったのにね。無常ですね。

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ゾディアック

クリント・イーストウッドの出世作「ダーティーハリー」に出てくる殺人鬼スコルピオのモデルになったのがゾディアックと名乗った実在の人物です。映画はこの事件をほぼ忠実に再現しています。時代背景が1960年代後半から70年代前半で、犯人が軍関係者しか買うことができない靴の足跡を残していた、という事から気の狂ったベトナム帰還兵の仕業という線がもっと強調されるかと思いきや、捜査は筆跡と指紋の物的証拠集めに終始し、結局迷宮入りと、なんとも締まらない話で終わってしまいました。ちょっと尺も長すぎで、テンポもよくなかった。ただ一つ面白かったのは本職の刑事が保身や家族の為に続々と捜査から離れていくのに対し、ウスノロと渾名される新聞社勤めの挿絵マンガ家が仕事も家族もかえりみず、何かに憑かれたようにゾディアックを執拗に追っていく、というくだりです。ギャンブルや酒、女にはまって身を持ち崩す者もあれば、警察も追わなくなった事件の犯人を追い続けて家庭崩壊させる者もいる。まことに人間とは業の深い生き物ですね。

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