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2007年4月 8日 (日)

「あかね空」

直木賞を受賞した山本一力の時代小説の映画化です。内野聖陽が豆腐屋の主人とやくざの親分の一人二役、中谷美紀がその豆腐屋のおかみさん役で熱演です。そのせいかこの二人の演技バトルのような映画になってました。その中にあってかたき役の中村梅雀がかつての金子信雄を思わせる演技で味を添えてくれました。「電車男」「嫌われ松子の一生」と着実に大女優の階段を上りつつある中谷さんですが、今回も嫁入り前の可憐な娘時分と、そこからいきなり十八年経った時の年増のおかみさん役が別人のように演じられておりました。しかし、その十八年の間が脚本上何の説明もなく過ぎてしまったので、逆に彼女の演技に唐突な印象を受けました。脚本でこの十八年の空白をもう少しうまく埋める工夫があればもっと素直に彼女の演技を受け入れられたと思うのですが・・・。

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