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2006年10月10日 (火)

「ワールド・トレード・センター」

911のテロの後結婚する人が激増したというニュースを耳にした事がありますが、なるほどね、って感じがしました。話は被災した人々を救助に行った警官がビルの崩壊に巻き込まれ、瓦礫の中から奇跡的に生還するというものです。考えさせられました。この映画がワールドトレードセンターが舞台でなかったらどうか、例えばトルコの大地震だったらアメリカ人はこの映画をどう見たでしょうか?911というテーマはアメリカ人に大きなトラウマを残し、この事を思い出すと自然と心のスイッチが入ってしまうのでしょう。前にも書きましたが日本人にとっても同国民が犠牲になっているということに関しては次元は一致しているのですが、どうもここまで切実な感情が沸かないというのが自分でも不思議なところです。共感する部分ももちろんありました。英雄的な行為を行った人々が皆平凡な人間で只同胞の命を助ける為、自らの職務に忠実であろうとしたが為に結果、英雄として賞賛を受けたということ。皆、家庭を愛する優しき家庭人だったということ。それらのことには共感します。救助された時には拍手を送りたくなりました。しかし、観る人間のその拍手の温度差がこの映画の全てであることも又事実です。

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