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2006年6月12日 (月)

「インサイドマン」

「インサイドマン」観て参りました。スパイク.リー監督作品ということでしたが、彼も丸くなったと言おうか、一皮剥けたと言いましょうか、若い頃のように人種問題をギラギラした視点でとらえるような作品ではありませんでした。が、洗練されたとはいえやはり演出のいたるところにその匂いを漂わせておりました。話は銀行強盗に入った四人組が人質全員に犯人グループと同じ服を着せ篭城するというもので、この設定が出色。業を煮やした警官隊が突入するも皆同じ服を着ている為、犯人も人質も全員逮捕と。肌の色や顔かたちが区別できなければ、何の偏見や先入観も無く皆等しく犯罪者の扱いを受けるのに・・・、というアフリカ系アメリカ人の監督ならではの皮肉たっぷりなエピソードでした。派手なドンパチは無く、謎解きの面白さや多民族国家アメリカならではのせりふや展開に溢れてて退屈せずに観れました。「サウンドオブミュージック」でジュリー.アンドリュースと手に手をとってナチの追跡を逃れる軍人役だったクリストファー.プラマーがすっかり爺さんになって、この映画では・・・、この先は劇場でね。エ~デルワ~イス、エ~デルワ~イスとぉ~。

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