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2006年6月11日 (日)

「トランスポーター2」

「トランスポーター2」観て参りました。アクション、カーチェイス皆派手になっていて、前作より良かったです。完全にハリウッド映画化してて、垢抜けたって感じ。前作はフランス映画の匂いがまだ少し残っていた分アクション映画としてのテンポが遅かったです。リュック.ベッソンはそこらあたりを割り切って殺ぎ落としたのでしょうかね。私が映画を観始めた頃のフランス映画界ではクロード.ルルーシュ、ルイ.マル、フランソワ.トリフォー、ジャン.リュック.ゴダール達が巨匠としてメガホンをふるってました。フランス映画といえば叙情的という印象しかありませんでしたが、リュック.ベッソンの登場によりその印象は打ち砕かれたのでした。当時はバカなガキだったんでわかりもしないのにゴダールの映画なんかを観たりして、さっぱりわかんなくて半分寝てました(今観てもきっとわかんないと思うけどさ)。なんたって、そういうのを観ないと本当の映画通とは言えないんだ、と思い込んでましたからね。ゴダールが来日した時、「溝口健二氏の墓参りをしたい」と言ったというのを耳にするや、溝口健二の映画を観に行ったりね(結局それも半分寝てた)。もう滅茶苦茶でした。話が脱線しまくりましたので脱線ついでにもう一言、私この頃昔のアメリカンニューシネマと言われた作品群(「イージーライダー」「俺達に明日はない」「真夜中のカーボーイ」*全部最後に主人公が死ぬ)が無性に懐かしいんです。なんだか最近の映画館はきれい過ぎて、作品も明るすぎるか中途半端に暗い作品で弾けてないのばかりだし、そうじゃねえだろっ、て思うことがあるんですよね。これってうつ病の前兆でしょうか、先生。心配な昨今です。

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