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2006年5月13日 (土)

「トム.ヤム.クン」

「トム.ヤム.クン」観て参りました。シド.フィールドの「シナリオライターのワークブック」という著書によれば、2時間という長さの作品であれば、大まかに3つに分け、始めの30分は状況設定、中ほどの1時間は葛藤、最後の30分は解決という内容にしなさい、と書かれています。始めの30分の状況設定では登場人物の性格、置かれた立場を明確にすることが求められますが、この作品の主人公カーム(トニー.ジャー)のキャラは開始後5分で明確になります。それは「象が好き」(こまわり君かお前は?)です。あとはもう奪われた象を追っての雨あられのアクションまたアクション。呆れるほどすっごいです。かつてのカンフーアクションスター達を漢字一文字で表せばブルース.リーは哀、ジャッキー.チェンは楽、ジェット.リーは清、そしてトニー.ジャーは純、ではないでしょうか。この濃い目の織田裕二みたいな顔には象が大好きな素朴な若者のキャラがぴったり。思わず、カーム頑張れ、そう叫びたくなるような仕上がりになってました。蛇足ですがタイ人の警官マークをやってた役者さんは故桂枝雀師匠にそっくりでした。

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