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2006年5月17日 (水)

「アンジェラ」

「アンジェラ」観て参りました。モノクロの画面がパリの風景を引き立てていて絵のようでした。話は駄目男が一人の女との出会いで、いっちょ前になっていくという筋で、その過程で男の恋愛感情が様々な形を見せるところが味噌です。それは時には自己愛の変形であったり、支配欲であったり、依存心であったりして、それを男は愛と勘違いしているのを女はさめた目で見ているという、よく内田春菊のマンガに出てくるような男女関係が描かれています。今までのリュック.ベッソンの作品と違い派手なアクションはありません。フランスには「一時間しあわせでいたいなら床屋に行きなさい。一日しあわせでいたいなら芝居を見にいきなさい。一月しあわせでいたいなら恋人を作りなさい。一年しあわせでいたいなら結婚をしなさい。十年しあわせでいたいなら家を買いなさい。一生しあわせでいたいなら嘘をつくのをやめなさい」という諺があるそうですが、最後はその諺に象徴されているような結末で終わります。主演のジャメル.ドゥブーズが少年隊の植草君に髭を付け汚くしたような顔をしていました。

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